中国への投資のタイミング

投資というのは、どれだけ儲けが見込めるか、ということ以外にも、撤退するときのことを考えておかなければなりません。

日本はお隣の大国、中国に相当な投資をしてきましたが、これが今、大変なことになっているようです。

最近起きた反日デモは私たちに鮮烈な印象を与えましたが、そうなる以前から中国でのビジネスは次第に変化してきていたようです。

中国は人口が世界一多い国で、マーケットとしての魅力がありますが、世界の製造工場として長年、安い労働力が魅力でした。

これを目当てに多くの日本企業が中国に投資し、進出して行ったのです。

しかし、中国の人件費はこの10年ほどで数倍高くなっているのです。

更に以前はなかったような制度も作られました。
今では従業員を解雇するときには、日本で言う退職金のようなものを支払い、次の仕事が見付かるまでの経済的な手助けをしなければならないのです。
また、廃業するに当たっては政府に廃業許可をもらわなければならず、申請してから廃業許可が出るまでに2年くらいかかることは普通なのです。


こうして中国から撤退しようにも撤退できない企業が続出して、収益が悪化した状態のままズルズルとビジネスを続けているケースも多いのです。
強引に撤退しようとして、中国人労働者たちから監禁されている日本人経営者たちも多くいます。中国における日本のビジネスはもはや泥沼状態です。株や為替、債権などの金融商品の投資でも、儲けの見込みと同時に流動性が重視されます。

つまり、売りたいときに売れ、買いたいときに買える商品であることが重要なのです。外国への投資にも同じことが言えるのではないでしょうか。

高値をつけた株は急速に落ちていきますが、このときに流動性の低い銘柄であれば、売りたくても売れないことがあります。

このような銘柄はやっと売れたときには信じられないくらいの安値になっています。
中国への投資でも流動性が低いことで、撤退しようにも撤退できずに大損を被るケースが今後益々増えていくのかもしれません。

http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/recycle/027183.html
http://www.city.iwakura.aichi.jp/guide/88vtda0000001ssu.html
http://www.oricon.co.jp/news/2033166/full/